お客様に響くポイント還元方法とは?


お客さんは、どのポイントカードを捨てて、どのポイントカードをキープしているか考えたことはありますか?

還元率が低すぎるのもダメ!ポイントの有効期限が短いのもダメ!

例えば、近所のケーキ屋さんのポイントカード。

来店1回でスタンプ1個、有効期限は3ヶ月、スタンプ10個でケーキ1個サービス。

さて、ケーキを買う頻度を考えた場合、このスタンプカードは有効でしょうか?

顧客の立場になって考え、少しでも効果の出るポイントカードを作りましょう。

成果の出ないポイントカードを作るくらいなら、やらない方がコストが抑えられる分ましですよね。

 

顧客目線でのポイントカードとは?

まずは、お客様が欲しがるポイントカードはどんなカードか考えてみましょう。

株式会社VOYAGE MARKETINGの行った調査では、『使うポイントを選ぶ基準』として、「あなたが使おうと思うポイントを選ぶ基準を教えてください(複数回答可)」という質問に対して、「複数のサービスで貯められる」「ポイントをそのまま買い物に利用できる」「日常的にポイントを貯められる」といった回答が上位を占めています。

ポイントを選ぶ時の基準

ポイントを選ぶ時の基準アンケート結果棒グラフ

 

このアンケート結果からTポイントカードや、楽天ポイントに人気が集まる理由が見えてきます。

 

貯めやすさを意識したポイントサービス作り

Tポイントのような全国区の共通ポイントカードにはかないませんが、やり方次第で「貯めやすいポイントカード」を作る事は可能です。

例のケーキ屋さんの場合。ケーキ屋さんを使うときって、誕生日やクリスマス、お祝い事など『イベント』がある時に利用する事が多いと思いますが、イベントってそんなに立て続けにある訳でもないので、やはりポイントを貯めるのは難しく感じるのではないでしょうか?

そこで、ケーキを購入した時にポイントを付与するだけじゃなく、『口コミポイント』や『紹介ポイント』のように、間接的な利益に対してもポイントを付与するのです。これだけで、グッと貯めやすくなります。

また、『何曜日はポイント何倍』とか『がつく日はポイント何倍』のようなキャンペーンも有効です。こういったキャンペーンを継続していく事で、『この日はポイントが多くつく日だ』って顧客に植え付けるのです。そうする事で、あのお店はキャンペーンをやっているからポイントが貯まりやすいってイメージを持ってもらいやすくなります。

お客様に響くポイント還元方法は、ポイントの有効期限も大事になってきます。

 

顧客に響く有効期限

ポイントに有効期限を付けるのは、リピート回数を増やすのが目的です。

有効期限1ヶ月のポイントがある場合、1ヶ月以内で使わないと『損』をすると思わせる事で、来店を促すわけです。しかし、ポイントカードがここまで出回ってくると、有効期限があるポイントは『使いにくい』という理由で、選ばれにくくなってきました。

単純に有効期限のないポイントを付与する事で解決可能ですが、例えば『次回誕生日まで有効』という期限をケーキ屋さんが発行するポイントカードに付けたら効果的ではないでしょうか。

誕生日1か月前に、DMやプッシュ通知で『お誕生日おめでとうございます』のメッセージと共に、ポイント有効期限の通知をすれば来店確率は高まるはずです。

 

ポイント還元の最大のメリットは商品(サービス)

どんなにポイント還元率を高めようとしても、そのポイントで使える商品やサービスに何の魅力も無ければ、ポイントを貯めるメリットを感じませんよね。

ポイントを貯めるメリットのひとつに『ポイントランク』があります。

ブロンズ会員ゴールド会員プラチナ会員というふうに、一定期間内に貯めたポイントにたいしてランク付けしていくという物です。これは、ランクごとに特典を用意することで、ポイントを貯めるメリットを提供する仕組みです。(『損失回避の心理』もある。)

もちろん、顧客にランクアップしたいと思わせるような『特典』を用意する事が出来ないと効果はありません。個人商店のように魅力的な特典を用意するのが難しい場合は、『裏メニュー』を使うのも有効です。

貯まったポイントでしか注文できない『裏メニュー』商品(サービス)を用意するのです。これだけでも特別感があり、ポイントを貯めるメリットを提供する事が出来るのではないでしょうか。

ポイント値引きやポイント割引でポイントサービスを使う事が多いですが、ポイントでしか注文できない『裏メニュー』のような特典を用意する事で、値引き合戦から抜け出し、他社との差別化を図る事が可能になります。

ポイントサービスはアイディア次第で大きな武器になる可能性を秘めています。

『ポイントカードはアイデアとITで進化する』の記事でもポイントカードのアイディアを紹介していますので、合わせて読んでみて下さい。