美容院や理容室の効果的な集客、顧客囲い込みのためのツールとして欠かせない存在となっている「クーポン」。
では、実際にそのクーポンは集客のためにどのくらいのお客様の来店のきっかけになっていて、どのくらい活用されているのでしょうか?
クーポン利用傾向は?
企業やお店で配布されているクーポンを実際に利用した経験がある人は、「よく使う」「時々使う」を合計すると86%とかなり高い割合となります。
また、美容室を始め、エステ、リラクゼーション等ではユーザーの半数以上の約62%が利用すると言う結果が出ています。
クーポンはどこで入手したものですか?
半数近い44%のユーザーが、「PCサイトでクーポンを取得する」次に多いのが「スマートフォンでクーポンを取得する」と言うユーザーが約17%。
年代によっても異なりますが、若年層ではスマホサイトからのアプリのクーポンを利用するユーザーが多い結果が出ています。
美容室を利用するユーザーは、プリントアウト、チラシ・情報誌などの紙のクーポンで利用する人も多いですが、
パソコンやケータイなどのネット環境からのクーポンを活用しているユーザーも多くいらっしゃいます。
その美容室を利用したきっかけは何ですか?
「美容室行こうかな?」「新しい美容室に変えたいな」と思った時に、ユーザーはどんな理由でその美容室を選んでいるのでしょうか?
- 家・職場・学校の近所だから
- 料金が安いから
- クーポン券があったので
- 割引キャンペーン中だったので
この結果を見ると、立地条件と価格を重視しているユーザーが
多い傾向が伺えます。また、「クーポン券があったので」というのも選ばれる理由として上げられているので、
クーポンは集客のために必要なのかもしれません。
クーポンを使った新規客をリピーターにするには?
半数のユーザーは、「リピーターとして通っているお店がありますか?」と言う質問に「はい」と答えています。
では、どんなお店にリピーターとして通い続けているのでしょうか?
約40%が飲食店、ほぼ同数で「美容院・理容室」に通い続けていると回答。また、通い続けている理由は?
- 技術に満足しているから
- 通いやすいから
- 料金が安いから
- 接客に満足しているから
この結果を見ると、美容室・理容室は、高い割合でクーポン利用の
新規客を、リピーターにする事が出来ると言えるでしょう。
また、新規客だけではなくリピーターにもクーポンを発行することは有効な施策だと考えられます。
まとめ
新規顧客の獲得や、来店の動機付け・リピータ獲得のためになくてはならない販促方法の「クーポン」。
ユーザーがクーポンを入手した場合ほぼ利用します。そして、利用頻度が高いのは紙のクーポンよりもPCクーポン。
20代をターゲットにするならスマホアプリのクーポンを、40代以上の場合にはPCのメールマガジンでクーポン配信をするなど、ターゲットによって配布方法を分ける事も大切でしょう。
クーポンはとりあえず出しておこうではなく、しっかりとユーザーがクーポンのメリットを感じられるような内容で発行しましょう!
ぜひ魅力的なクーポンによる集客戦略によって、新規のお客様・リピーターのお客様を増やしていきましょう。